長く保管していたルイヴィトンのバッグを久しぶりに出したら、「カビのようなにおいがする」「内側から古い保管臭がする」ということがあります。
タバコや香水、防虫剤などのにおいが残っていて、「この状態でも買取してもらえる?」と気になっている方もいるでしょう。
結論からいうと、カビやにおいがあっても査定を受けられる場合があります。
ただし、素材の劣化や衛生面、再販売前の処置などが必要になる可能性があるため、査定額へ影響することがあります。
この記事では、ルイヴィトンにカビ・保管臭・タバコ臭などがある場合の査定ポイントと、売却前に避けたい手入れについて解説します。
カビやにおいがあるルイヴィトンでも買取できる?
カビやにおいがあるからといって、必ず買取できないとは限りません。
状態難のブランド品を査定する店舗では、商品の状態を確認したうえで買取可否を判断する場合があります。
ただし、「カビがあっても必ず売れる」「強いにおいがあっても価格には影響しない」という意味ではありません。
実際には、カビやにおいの程度だけでなく、モデル、型番、素材、バッグ本体の状態なども含めて判断されます。
カビ・においは査定額に影響する可能性がある
ブランドバッグは中古品として再販売されるため、強いにおいやカビがある場合は、再販売前に処置が必要になることがあります。
また、単なるにおいだけではなく、湿気によって素材自体が傷んでいる可能性もあります。
そのため、査定では見た目の傷だけでなく、保管状態やにおいなども確認されます。
査定ではにおいの種類を分けて伝える
「においがあります」とだけ伝えるより、分かる範囲で種類を分けたほうが状態を説明しやすくなります。
元資料では、主に次のようなにおいが挙げられています。
- 湿気・カビ臭
- タバコ臭
- 香水・化粧品のにおい
- 防虫剤・保管材のにおい
- 内装劣化に伴うにおい
どの種類か分からない場合は、無理に断定する必要はありません。
「長期間クローゼットで保管していた」「少し湿気のようなにおいがある」など、分かる範囲で伝えましょう。
自分ではにおいに気づかないこともある
毎日使っていたバッグや、自宅で長期間保管していたバッグでは、自分自身がそのにおいに慣れている場合があります。
そのため、「自分ではにおいを感じないから無臭」と断定する必要はありません。
特にタバコ、香水、防虫剤などを使用する環境で保管していた場合は、そのことを査定時に伝えておくとよいでしょう。
ルイヴィトンにカビがある場合の確認ポイント
長期間湿気の多い場所で保管していると、表面や内側に白い点や斑点が見えることがあります。
ただし、見た目だけでカビなのか、素材の劣化なのか、単なる汚れなのかを自己判断するのは避けましょう。
査定前には次の場所を確認しておきます。
- バッグ表面
- 底面
- 四隅
- 持ち手
- 内側全体
- 内ポケット
- ファスナー周辺
白い粉や斑点を見つけても強くこすらない
白い点や粉のようなものを見つけると、すぐに拭き取りたくなるかもしれません。
しかし、素材劣化や汚れとの区別がつかない状態で強くこすると、表面を傷める可能性があります。
広げてこする、水拭きする、強く掃除機で吸うといった処置は避け、まず現在の状態を記録しましょう。
カビが疑われるバッグは他の商品と分けて保管する
カビが疑われるバッグを、他のバッグと密着させたまま保管するのは避けたほうがよいでしょう。
査定までの間は他の商品と分け、高温多湿にならない場所で保管します。
保存袋に入れたまま他の商品と重ねている場合も、一度状態を確認しておきましょう。
カビ臭を香水で隠してはいけない
査定前にカビ臭や保管臭を隠すため、香水を吹きかけようと考える方もいるかもしれません。
しかし、これは避けたほうがよい方法です。
元のにおいが消えるとは限らず、カビ臭と香水のにおいが混ざって、より強いにおいになる可能性があります。
査定時にも本来の状態を確認しにくくなります。
消臭剤や芳香剤も使わない
家庭用の消臭スプレーや芳香剤をバッグへ直接使用するのも避けましょう。
素材との相性が分からず、シミや変色につながる可能性があります。
においを隠すより、現在の状態をそのまま申告して査定してもらうほうが安全です。
アルコールや塩素系薬剤を使わない
カビを除菌したいからといって、アルコールや塩素系薬剤をルイヴィトンの商品へ使用するのは避けましょう。
素材によっては、色落ちや変色、コーティングの傷みなどにつながる可能性があります。
売却予定の商品については、自己流の薬剤処置をする前に査定先へ相談するのが基本です。
ドライヤーや直射日光で急激に乾かさない
湿気が気になる場合でも、ドライヤーの熱風を当てたり、直射日光に長時間さらしたりするのは避けましょう。
ルイヴィトン公式でも、高温や直射日光、風通しの悪い場所を避けるよう案内されています。
素材を傷めないことを優先しましょう。
カビを見つけたときに避けたい対処
- 香水や芳香剤でにおいを覆う
- 消臭スプレーを直接吹きかける
- アルコールを使用する
- 塩素系薬剤を使用する
- 強く水拭きする
- 内装を強くこする
- ドライヤーで急乾燥させる
- 直射日光に長時間当てる
- 症状を申告せず密封して送る
「きれいにしてから査定へ出したほうが高くなる」と考えて処置すると、かえって状態を悪くすることがあります。
ルイヴィトン公式ではクリーニングしてもらえる?
元資料では、ルイヴィトン公式リペアについて、汚れやベタつきなどのクリーニングは行っていないと案内されていることが確認されています。
そのため、「正規店へ持っていけばカビやにおいをすべて落としてから売れる」と考えないようにしましょう。
売却が目的なら、先に現在の状態で査定してもらう方法があります。
内装劣化によるにおいにも注意
古いルイヴィトンでは、カビではなく内装そのものの劣化によって独特のにおいが出ている場合があります。
特に、内側にベタつきや剥がれ、粉吹きがある場合は、においも一緒に確認しておきましょう。
ベタつきについては、ルイヴィトンはベタつきがあっても買取できる?剥がれ・粉吹きの対処法も参考にしてください。
タバコ臭がある場合
喫煙環境で使用・保管されていたバッグには、タバコのにおいが残っている場合があります。
この場合も、香水や消臭剤で隠そうとせず、査定時に伝えましょう。
「以前、喫煙する部屋で保管していた」など、保管環境が分かる場合は一緒に伝えると状態を説明しやすくなります。
香水や化粧品のにおいがある場合
バッグの中に香水や化粧品を入れていた場合、内側ににおいが残っていることがあります。
香水瓶が漏れた跡などがある場合は、においだけでなくシミの有無も確認しておきましょう。
査定時には、「香水のにおいあり」「内側底にシミあり」など、状態を分けて伝えます。
防虫剤や保管材のにおいが残っている場合
長期間クローゼットで保管していたバッグには、防虫剤や保管用品のにおいが移っていることがあります。
この場合も無理に別の香りで上書きする必要はありません。
保管期間や保管場所が分かる範囲であれば、査定時に伝えましょう。
写真査定だけではにおいは判断できない
カビや汚れは写真で確認できる場合がありますが、においの強さは写真では判断できません。
そのため、写真査定で提示された金額が、実物確認後に変わる可能性があります。
写真を送る場合は、画像だけでなく文章でも状態を伝えましょう。
写真査定で撮っておきたい場所
カビやにおいがある商品を写真査定へ出す場合は、次の部分を撮影しておきます。
- 商品全体
- 正面
- 背面
- 底面
- 四隅
- 内側全体
- 内ポケット
- 白い点や斑点がある部分
- 汚れやシミのある部分
カビのような斑点がある場合は、全体のどの位置にあるのか分かる写真と接写の両方を用意しましょう。
写真と一緒ににおいを文章で伝える
写真では伝わらない情報は、文章で補足します。
例えば次のように伝えると分かりやすくなります。
- 内側にカビ臭のようなにおいがある
- 長期間クローゼットで保管していた
- タバコ臭の可能性がある
- 防虫剤のにおいが残っている
- 香水を入れていたため内側に香りが残っている
原因が分からない場合は、「原因不明の保管臭あり」などでも構いません。
宅配査定では送る前に受付可能か確認する
カビが疑われる商品や、においが強い商品を宅配査定へ送る場合は、先に受付可能か確認したほうが安心です。
元資料では、宅配査定について次の項目を事前に確認するよう整理されています。
- カビがある商品の受付可否
- 梱包方法の指定
- 査定不成立時の返送料
- キャンセル条件
受付条件を確認せずに発送すると、返却が必要になった場合に手間や費用が発生する可能性があります。
症状を隠したまま密封して送らない
カビや強いにおいがあることを申告せず、袋などへ密封して送るのは避けましょう。
査定先によって取扱条件や梱包方法が異なる場合があります。
宅配査定を申し込む前に、カビやにおいがあることを伝えて確認するのが基本です。
店頭査定を利用する場合
カビや強いにおいがある商品を店頭へ持ち込む場合も、来店前に取扱可能か問い合わせておくと安心です。
店舗によって状態難品の取扱基準が異なる可能性があります。
持ち込んでから査定不可になるのを避けたい場合は、電話などで状態を簡単に伝えておきましょう。
出張査定を利用する場合
バッグを持ち運びたくない場合は、出張査定を利用できるケースもあります。
申込み時には、カビやにおいがあることを伝えたうえで、対象地域やキャンセル条件などを確認しておきましょう。
複数のバッグを一緒に保管しない
カビが疑われる商品がある場合は、査定までの間も他の商品と密着させないようにします。
例えば、複数のバッグを一つの大きな袋へまとめて保管するのは避けましょう。
他のバッグとは分け、高温多湿を避けて保管します。
古いルイヴィトンにカビ臭がある場合
20年前・30年前のバッグでは、長期間の保管によって湿気や保管臭が出ている場合があります。
古いことに加えてカビ臭があるからといって、自己判断で処分する必要はありません。
まずは現在の状態をそのまま査定してもらい、買取対象になるか確認しましょう。
古い商品については、20年前・30年前の古いルイヴィトンは買取できる?廃番品の査定ポイントも参考にしてください。
カビと破損が両方ある場合
カビだけでなく、持ち手切れ、角擦れ、型崩れ、内装の剥がれなどが同時に発生している場合もあります。
査定では、カビだけではなく商品の状態全体を確認して判断されます。
大きな破損がある場合については、ボロボロ・壊れたルイヴィトンは買取できる?破れ・持ち手切れ・型崩れも査定可能?も参考にしてください。
査定前に確認しておきたいポイント
- どのようなにおいがするか確認する
- 表面や内側に白い点・斑点がないか確認する
- バッグ全体と症状のある場所を撮影する
- 保管環境を分かる範囲で整理する
- 香水や消臭剤を使用しない
- アルコールや塩素系薬剤を使用しない
- 宅配の場合は受付条件を確認する
重要なのは、においやカビを隠そうとして状態を変えないことです。
自分のルイヴィトンがいくらになるかは現物査定で確認
カビやにおいがある商品の査定額は、症状だけで決まるわけではありません。
実際には、モデル、型番、バッグ本体の状態、カビやにおいの程度、素材の劣化などを含めて判断されます。
また、においは写真では確認できないため、写真査定で提示された価格から実物確認後に変わる場合があります。
バイセルではルイヴィトンを含むブランド品の査定を受け付けています。
カビ臭や保管臭があるバッグも、香水や薬剤で処置する前に、現在の状態を伝えて査定対象になるか確認してみる方法があります。
まとめ|カビ・においは隠さず現状のまま査定へ
カビやにおいがあるルイヴィトンでも、査定を受けられる場合があります。
ただし、素材の劣化や衛生面、再販売前の処置などによって査定額へ影響する可能性があります。
湿気・カビ臭、タバコ臭、香水、防虫剤、内装劣化によるにおいなど、分かる範囲で症状を分けて伝えましょう。
カビ臭を隠すために香水や消臭剤を使用したり、アルコールや塩素系薬剤で自己処置したりするのは避けます。
また、カビが疑われる商品を宅配査定へ出す場合は、発送前に受付可否や梱包方法、返送料を確認しておくことも重要です。
自己流でにおいやカビを消そうとする前に、現在の状態をそのまま査定してもらいましょう。
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古いモデルや状態が気になる品も、まずは現在の査定額を確認できます。
参考
ルイ・ヴィトン公式|製品のお手入れ・リペアサービス
