切手

赤猿切手の買取価格はいくら?1枚8万円の実績と80枚シートの価値・偽物の見分け方

赤い背景に黒い猿が描かれた中国切手を持っていて、「本当に高く売れるの?」「偽物だったらどうしよう」と気になっていませんか。

その切手は、1980年に中国で発行された「庚申年(こうしんねん)」、通称「赤猿切手」かもしれません。

赤猿切手は、中国の干支切手の第1弾として発行された切手です。額面はわずか8分ですが、現在は収集品として額面を大きく上回る買取価格が付く場合があります。

2026年に公開された買取店の実績では、未使用の赤猿切手1枚が80,000円で買い取られています。別の専門店では、1枚115,000円という公開買取価格も掲載されています。※1・※2

ただし、この金額はすべての赤猿切手に当てはまるわけではありません。本物かどうか、未使用か使用済みか、目打ちや裏糊の状態によって評価が変わります。

この記事では、買取店が実際に公開している価格を使い、赤猿切手1枚の価値、80枚シートの扱い、偽物を疑ったときの注意点を解説します。

赤猿切手の買取価格はいくら?実際の買取実績を確認

赤猿切手の価格を調べる際は、ネット上の販売価格ではなく、買取店が公開する買取価格や取引実績を確認しましょう。

今回確認できた日本国内の買取店の情報は、次のとおりです。

買取店 対象 掲載金額
さくら和宝 未使用・ケース保管のバラ1枚 80,000円(買取実績)
有馬堂 赤猿切手・8分 115,000円(公開買取価格)

※2026年9月に確認した掲載情報です。80,000円は特定の品物の買取実績、115,000円は店舗の公開価格です。いずれも現在の査定額を保証するものではありません。出典:※1・※2

さくら和宝の買取事例は、1980年発行の赤猿切手1枚で、未使用・ケース入り保管品と記載されています。※1

有馬堂の価格表には、赤猿切手「T46 年賀切手 申 赤猿 8f」の買取価格として115,000円が掲載されています。※2

同じ赤猿切手でも、店舗の価格設定や査定時期が異なれば金額は変わります。査定を申し込む際は、現在の買取価格と適用条件を確認しましょう。

使用済みの赤猿切手はいくら?

使用済みの赤猿切手にも、収集品としての需要があります。

ただし、今回確認した国内の価格情報だけでは、使用済み1枚について、状態まで特定できる現在の買取価格を確認できませんでした。

未使用品の80,000円や115,000円を、そのまま使用済み品に当てはめることはできません。

消印付きの切手を持っている場合は、消印の状態も含めて個別に査定を依頼しましょう。

赤猿切手の80枚シートは300万円以上になる?

赤猿切手は、1枚ずつのバラだけでなく、80枚がつながったシートもあります。

さくら和宝では、80枚1シートの参考買取価格を「約3,000,000円~」と掲載しています。※1

ただし、これは参考価格であり、実際に300万円で買い取った取引実績として示されたものではありません。

80枚シートの査定では、切手80枚の状態に加え、シートの折れや余白の欠損なども確認する必要があります。

80枚シートをバラにして売ってはいけない理由

赤猿切手のシートは、8枚×10列の80枚構成です。※3

シートのまま持っている場合は、切り離さずに査定してください。

一度切り離すと、元のシートには戻せません。80枚分のバラ切手の価格を足した金額と、シート1枚の査定額が一致するとも限りません。

また、シートに付いている余白やシート番号なども、現状のまま残しましょう。

赤猿切手とは?正式名称は「庚申年」の中国切手

赤猿切手は、1980年2月15日に中国で発行された干支切手です。

中国の切手番号は「T46」、名称は「庚申年」です。赤い背景に猿を描いたデザインで、日本では「赤猿」「赤ザル」「子猿」などの名前でも呼ばれています。

項目 内容
通称 赤猿切手・赤ザル切手・子猿切手
中国での名称 庚申年
編号 T46
発行日 1980年2月15日
額面 8分
構成 全1種
切手の寸法 26×31mm
目打ち 11.5
シート 80枚(8×10)
一般的なカタログ上の発行枚数 500万枚

※発行日・額面・寸法・シート構成などは中国切手カタログを参照しています。※3

発行枚数は、切手カタログでは500万枚と記載されています。なお、中国の切手専門資料には、発行計画500万枚に対し、完成品は約443万枚だったという説明もあります。※3・※4

資料によって数値が異なるため、単純に「発行枚数が500万枚だから、現在も500万枚存在する」とは判断できません。

赤猿切手が高く買い取られるのはなぜ?

赤猿切手は、中国で発行された最初の干支切手として知られています。

1980年発行の「庚申年」は、その後も続く中国の干支切手シリーズの出発点にあたります。※3

また、赤い背景に黒い猿を描き、金色の部分を加えた独特の印刷も特徴です。

現在の買取価格には、額面ではなく、収集品としての需要が反映されています。

ただし、「中国の古い切手だから高い」「猿が描かれているから赤猿切手だ」という判断はできません。

1980年発行のT46に該当するかを確認することが重要です。

赤猿切手は偽物が多い?写真だけで本物と判断しない

赤猿切手は高額で取引されるため、偽物や模刻品への注意が必要です。

中国の切手専門資料では、赤猿切手の偽物や変造品について、印刷・文字・目打ち・用紙などの違いが紹介されています。※4

ただし、こうした特徴は一般の方が写真だけで確実に見分けられるものではありません。

確認ポイント1.編号と額面

本来の赤猿切手は、1980年発行のT46で、額面は8分です。※3

切手下部の文字や番号が不自然な場合は、専門家に確認してもらいましょう。

ただし、番号や額面が一致しているだけで、本物とは断定できません。

確認ポイント2.猿の毛並みと金色部分

赤猿切手は、猿の毛並みを細かく表現した印刷が特徴です。

また、顔などの金色部分も確認対象になります。

ただし、写真の画質や照明によって色や質感は変わって見えます。

「金色が鮮やかだから本物」「赤色が薄いから偽物」といった単純な判断は避けましょう。

確認ポイント3.目打ちと用紙

赤猿切手の目打ちは11.5、寸法は26×31mmです。※3

目打ちの形や紙質も真贋確認の材料になります。

しかし、寸法が一致していても偽物の可能性は否定できません。

真贋が分からない場合は、切手を加工せず、中国切手の査定に対応する専門店へ相談しましょう。

未使用・シート・ペアで価値はどう違う?

赤猿切手の査定では、本物かどうかを確認したうえで、保管状態と切手の形を見ます。

形態・状態 査定で確認されること
未使用のバラ1枚 裏糊・目打ち・印刷・シミ・折れ
使用済み1枚 消印の状態・紙の傷み・真贋
2枚つながったペア 切り離されていない状態・余白・目打ち
80枚シート 全体の折れ・欠損・各切手の状態
封筒に貼られたもの 消印・封筒・郵便使用の状態

アンティーリンクには、赤猿切手の2枚つながったペアを142,000円で買い取った2024年10月6日の実績があります。※5

ただし、これは過去の特定の品物の取引価格であり、現在のペア2枚に同じ金額が付くという意味ではありません。

ペアを持っている場合も、切り離さずに査定へ出しましょう。

赤猿切手の価値を下げない保管方法

赤猿切手は1980年発行の紙製品です。

未使用品であっても、長年の保管中に裏糊の傷みやシミが生じる場合があります。

状態 売却前の注意点
表面の汚れ 水や薬品で洗わない
金色部分の変化 こすったり、磨いたりしない
裏糊の傷み 貼り付いた台紙から無理に剥がさない
目打ちの欠け 端を強くつままない
シートの折れ 無理に伸ばさない
封筒に貼られた切手 切手だけを剥がさない

切手が保護ケースやアルバムに入っている場合は、査定先に状態を伝え、取り出し方を確認しましょう。

特に80枚シートは、取り扱いによって折れが付かないよう注意してください。

赤猿切手を売る前に確認したいこと

赤猿切手の買取価格を比較するときは、単に金額だけを見ないことが大切です。

次の点を整理すると、査定条件を確認しやすくなります。

  1. バラ1枚・ペア・80枚シートのどれなのか
  2. 未使用か、消印が付いているか
  3. シミ・折れ・目打ち欠けなどの傷みがないか
  4. 買取価格なのか、販売価格なのか
  5. 価格表の掲載金額が現在も適用されるか

例えば、80,000円という買取実績と115,000円という公開価格は、同じ店舗・同じ時期・同じ状態で比較した金額ではありません。

売却を決める前に、自分の赤猿切手について提示された査定額を確認しましょう。

赤猿切手はどこで売る?中国切手の真贋確認と査定条件が重要

赤猿切手の売却先には、中国切手を扱う専門店、切手買取業者、オークションなどがあります。

高額な取引になる場合は、買取価格だけでなく、真贋をどのように確認するのか、査定額に納得できなかった場合の対応も確認しましょう。

また、赤猿切手と一緒に牡丹シリーズや梅蘭芳舞台芸術などの中国切手が保管されている場合は、それぞれの種類について査定対象を確認するとよいでしょう。

福ちゃん|赤猿切手などの中国切手を相談

福ちゃんでは、中国切手を含む古い切手やプレミア切手の買取を案内しています。

赤猿切手をお持ちの場合は、バラかシートか、未使用か使用済みかを伝え、買取対象と真贋確認の方法を確認しましょう。

ほかの中国切手が同じアルバムに入っている場合も、切手を傷めずに相談してください。

福ちゃんで赤猿切手の査定を相談


赤猿切手は、真贋や保存状態によって買取価格が大きく変わります。

バラ・ペア・シートの種類を伝え、WEBから現在の買取対象と査定条件を確認しましょう。


バイセル|赤猿切手や中国切手をまとめて相談

バイセルでも、中国切手を含む切手買取を案内しています。

赤猿切手のほか、牡丹シリーズや梅蘭芳舞台芸術などを保管している場合は、まとめて査定対象を確認しましょう。

80枚シートや複数枚つながった切手を持っている場合は、切り離さず、元の状態で相談してください。

バイセルで赤猿切手の買取を相談


赤猿切手は、1枚でも買取価格が付く場合がある中国のプレミア切手です。

真贋や保存状態も含め、WEBから現在の買取条件を確認しましょう。


赤猿切手の買取でよくある質問

赤猿切手1枚の買取価格はいくらですか?

2026年に公開されたさくら和宝の事例では、未使用のバラ1枚が80,000円で買い取られています。※1

また、有馬堂の公開買取価格は115,000円です。※2

実際の査定額は真贋・状態・買取時期によって異なります。

赤猿切手の80枚シートはいくらですか?

さくら和宝には、80枚1シートについて約3,000,000円からという参考買取価格の掲載があります。※1

ただし、成約実績ではなく参考価格です。シートの状態を確認したうえで、個別の査定額を確認しましょう。

赤猿切手は何年に発行されましたか?

1980年2月15日です。

中国の干支切手の第1弾「庚申年」で、編号はT46、額面は8分です。※3

赤猿切手の偽物は写真で見分けられますか?

写真から不自然な点に気づく場合はありますが、それだけで真贋を確定することはできません。

印刷・用紙・文字・目打ちなどを総合的に確認する必要があります。

使用済みの赤猿切手も売れますか?

使用済み品も収集品として評価される場合があります。

ただし、今回紹介した未使用品の買取価格を、そのまま使用済み品に当てはめることはできません。消印の状態を含め、個別に査定を依頼しましょう。

赤猿切手がアルバムに貼り付いている場合は?

無理に剥がさず、そのまま査定先に相談してください。

剥がす際に紙や裏糊が傷むと、評価に影響する可能性があります。

まとめ|赤猿切手はバラ1枚の買取実績と真贋を確認

赤猿切手は、1980年2月15日に中国で発行された「庚申年」、編号T46の干支切手です。

2026年に公開された買取実績では、未使用のバラ1枚が80,000円で買い取られています。また、別の専門店には115,000円という公開買取価格もあります。※1・※2

80枚シートには高額な参考価格もありますが、実際の査定額はシート全体の保存状態によって異なります。

赤猿切手を売却する際は、色だけで本物と判断せず、用紙や印刷、目打ちなどを確認できる査定先に相談しましょう。

バラ・ペア・シートを切り離したり、汚れを落としたりせず、現在の状態のまま査定額を比較することが大切です。

赤猿切手の買取先を比較する

赤猿切手やほかの中国切手をお持ちの方は、各社の買取対象と査定条件を確認して売却を検討しましょう。


バイセル

  • 普通切手・記念切手・中国切手などを査定
  • 切手シート・バラ切手の買取を相談できる
  • 古い切手や価値の分からない切手も相談可能
  • 大量の切手をまとめて査定に出せる
  • 出張・店頭・宅配から買取方法を選べる

切手シートやバラ切手をまとめて整理したい方に。
古い記念切手や中国切手も含め、買取対象と査定額を確認できます。



福ちゃん

  • 普通切手・記念切手・特殊切手などを査定
  • 中国切手や古い切手の買取も相談できる
  • 切手シート・バラ切手をまとめて査定
  • 切手の種類や保存状態を確認して査定
  • コレクションの整理や大量売却にも対応

収集していた切手の価値を確かめたい方に。
記念切手や中国切手など、種類の異なる切手もまとめて査定を相談できます。


参考資料:
※1 さくら和宝|赤猿切手1枚80,000円の買取実績・シート参考価格
※2 有馬堂|中国切手の公開買取価格表
※3 中国切手カタログ|T46 庚申年の発行情報
※4 上海東郵網|赤猿切手の発行枚数・真贋に関する資料
※5 アンティーリンク|赤猿切手ペアの買取実績

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