切手

国宝シリーズ切手の価値は高い?種類別の特徴と高く売るコツを解説

国宝シリーズ切手を持っていて、「価値はどのくらいある?」「昔の国宝シリーズは高く売れる?」「全種類そろっていたら買取で有利?」と気になっていませんか。

国宝シリーズ切手は、日本の国宝を題材にした特殊切手です。仏像、建築、絵画、工芸品、考古資料など、日本文化を代表する美しい図柄が使われています。

昭和に発行された国宝シリーズには、第1次国宝シリーズ、第2次国宝シリーズ、第3次国宝シリーズがあります。また、2020年からは令和版の国宝シリーズも発行されています。

ただし、国宝シリーズ切手だからといって、すべてが高額になるわけではありません。発行時期、シリーズ、未使用か使用済みか、バラかシートか、全種セットか、保存状態によって価値は変わります。

国宝シリーズ切手とは?

国宝シリーズ切手とは、日本の国宝を題材にして発行された特殊切手のシリーズです。

昭和の国宝シリーズでは、広隆寺弥勒菩薩、法隆寺百済観音、興福寺阿修羅像、平等院鳳凰堂、紅白梅図、鳥獣人物戯画、厳島神社、金印など、日本を代表する国宝が切手の図柄になっています。

令和版の国宝シリーズでは、土偶、考古資料、建築物、絵画、工芸品などが題材になっています。

項目 内容
名称 国宝シリーズ切手
分類 特殊切手・記念切手
主な題材 国宝の仏像、建築、絵画、工芸品、考古資料など
昭和の主なシリーズ 第1次国宝シリーズ、第2次国宝シリーズ、第3次国宝シリーズ
令和のシリーズ 2020年から発行されたシール式の国宝シリーズ
価値のポイント 未使用、シート、全種セット、保存状態、発行時期、額面

国宝シリーズ切手は、単体でも美しい切手ですが、シリーズでそろっているとコレクション性が高くなります。

昭和の国宝シリーズ切手は第1次・第2次・第3次がある

昭和に発行された国宝シリーズ切手は、第1次、第2次、第3次に分けられます。

それぞれ発行時期や題材、種類数が異なります。

シリーズ 発行時期 種類数 特徴
第1次国宝シリーズ 1967年~1969年 全22種 飛鳥時代から江戸時代まで、時代ごとに国宝を取り上げたシリーズです。
第2次国宝シリーズ 1976年~1978年 全16種 全8集で、各集2種類ずつ発行された国宝シリーズです。
第3次国宝シリーズ 1987年~1989年 全16種 全8集で、絵画、建築、工芸品などが題材になっています。

第1次から第3次までをまとめると、昭和の国宝シリーズは全54種になります。ただし、販売店やコレクション商品では、構成の数え方によって「全53種」などと表記される場合もあります。手元の切手を確認するときは、どのシリーズのどの図柄かを見て判断しましょう。

第1次国宝シリーズ切手の特徴と価値

第1次国宝シリーズは、1967年から1969年にかけて発行された昭和の国宝シリーズです。

飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、桃山時代、江戸時代というように、時代ごとに国宝が取り上げられています。

代表的な図柄には、広隆寺弥勒菩薩、法隆寺百済観音、法隆寺、興福寺阿修羅像、平等院鳳凰堂、雪舟の秋冬山水図、姫路城、紅白梅図などがあります。

ポイント 価値の見られ方
古い発行時期 1960年代の特殊切手として、令和版より古さがあります。
全22種 全種そろっていると、コレクションとして見てもらいやすいです。
未使用 使用済みよりも評価されやすく、裏のりの状態も見られます。
シート バラよりも保存状態や額面を確認しやすく、査定に出しやすいです。
状態 シミ、折れ、日焼け、糊落ちがあると価値が下がりやすいです。

第1次国宝シリーズは、国宝シリーズの中でも古いシリーズです。ただし、発行枚数が多い図柄もあるため、単片1枚だけで大きな高額買取になるとは限りません。

第2次国宝シリーズ切手の特徴と価値

第2次国宝シリーズは、1976年から1978年にかけて発行された国宝シリーズです。

全8集・全16種で、薬師寺東塔、執金剛神立像、平家納経、鳥獣人物戯画、紫式部日記絵巻、松に草花図、東照宮陽明門など、日本美術や建築を代表する国宝が題材になっています。

ポイント 価値の見られ方
全16種 全種セットでそろっていると、シリーズとして査定してもらいやすいです。
シート状態 未使用シートは、バラよりもコレクション性があります。
人気図柄 鳥獣人物戯画や陽明門など、知名度の高い題材は関心を持たれやすいです。
保存状態 古色、シミ、折れ、日焼けがあると査定額が下がる可能性があります。

第2次国宝シリーズも、単片より全16種セットやシートの方が売却時に見てもらいやすいです。

第3次国宝シリーズ切手の特徴と価値

第3次国宝シリーズは、1987年から1989年にかけて発行された国宝シリーズです。

全8集・全16種で、八橋蒔絵螺鈿硯箱、彦根城天守閣、厳島神社、小桜韋威鎧、室生寺五重塔、玉虫厨子、金印、神人車馬画像鏡などが題材になっています。

ポイント 価値の見られ方
全16種 第2次と同じく、全種そろいはシリーズとして見てもらいやすいです。
昭和末期発行 1980年代後半の特殊切手として、古い記念切手コレクションに含まれることがあります。
シート 未使用シートで残っている場合は、バラより査定しやすいです。
有名題材 厳島神社、金印、彦根城など、一般にも知られた国宝が含まれています。

第3次国宝シリーズは、第1次・第2次とまとめて国宝シリーズ一式として査定してもらうと、整理されたコレクションとして見てもらいやすくなります。

令和版の国宝シリーズ切手の特徴と価値

令和版の国宝シリーズは、2020年から発行されている比較的新しい特殊切手です。

2020年発行の第1集では、63円切手と84円切手のシール式シートが発行されました。第1集は、縄文時代から古墳時代までの考古資料と、奈良時代から室町時代までの建造物が題材です。

2021年発行の第2集では、63円切手は絵画・工芸品、84円切手は室町中期から江戸前期までの建築物を取り上げています。

ポイント 価値の見られ方
比較的新しい 古いプレミア切手というより、額面や未使用状態を中心に見られやすいです。
シール式 台紙から剥がさず、シートのまま査定に出すことが大切です。
未使用シート 使用済みよりも売却しやすく、額面ベースで見られることが多いです。
全集そろい まとまっていると、コレクションとして見てもらいやすくなります。

令和版の国宝シリーズはまだ新しいため、昭和の国宝シリーズよりもプレミア価値は期待しにくいです。使わずに保管している場合は、未使用シートとして額面や買取率をもとに見てもらう形になります。

国宝シリーズ切手の価値は高い?

国宝シリーズ切手は、日本文化を題材にした人気のある特殊切手ですが、すべてが高額になるわけではありません。

特に、昭和の第1次から第3次国宝シリーズは、古い記念切手アルバムに入っていることが多く、未使用シートや全種セットで残っていれば査定に出す価値があります。

一方で、発行枚数が多いものや、バラで状態が悪いものは、額面や一般的な記念切手として見られやすく、高額になりにくい場合もあります。

状態 価値の見られ方
バラ切手 査定対象になりますが、シートやセットより評価は下がりやすいです。
未使用 使用済みより評価されやすく、裏のりや色の状態も見られます。
使用済み 未使用より下がりやすいですが、古いシリーズなら査定対象になる場合があります。
シート バラよりコレクション性が高く、状態も確認しやすいです。
全種セット シリーズとしてそろっているため、まとまったコレクションとして見てもらいやすいです。
状態不良 シミ、折れ、破れ、糊落ち、日焼けがあると価値が下がる可能性があります。

国宝シリーズ切手の価値が下がる原因

国宝シリーズ切手は、保存状態によって価値が変わります。

未使用であっても、シミや折れ、日焼けがあると査定額が下がる可能性があります。

状態 査定への影響
シミ 古い切手ではよく見られますが、目立つシミは減額の原因になります。
折れ シートや切手に折れがあると、状態評価が下がります。
破れ 切手やシートに欠損があると、大きな減額につながります。
糊落ち 未使用切手では裏のりの状態が見られます。
日焼け 色あせがあると、コレクション性が下がります。
切り離し シートをバラにすると、シートとしての価値が下がる場合があります。
台紙からの剥がれ シール式切手は、台紙から剥がれていると評価が下がりやすいです。

汚れが気になっても、水拭きや薬品でのクリーニングは避けましょう。紙が波打ったり、印刷が傷んだり、裏のりが落ちたりする可能性があります。

国宝シリーズ切手を高く売るコツ

国宝シリーズ切手を少しでも高く売りたい場合は、切手を傷めず、シリーズとしてまとまった状態で査定に出すことが大切です。

コツ 理由
シートを切り離さない シート状態はバラよりコレクション性が高く見られやすいです。
アルバムから剥がさない 無理に剥がすと、破れや糊落ちの原因になります。
全種セットで出す シリーズとしてそろっていると、査定しやすくなります。
第1次から第3次をまとめる 昭和の国宝シリーズとして、まとまったコレクション価値を見てもらいやすいです。
令和版は台紙のまま出す シール式切手は、台紙から剥がさずシート状態で出す方が安全です。
他の記念切手と一緒に出す 切手アルバム全体で査定してもらうことで、価値ある切手を見落としにくくなります。
複数社で比較する 業者によって査定額や評価基準が変わるため、比較すると安心です。

国宝シリーズ切手は、1枚だけで高額買取を狙うよりも、シート、セット、アルバムごと査定に出す方が向いています。

国宝シリーズ切手はどこで売るべき?

国宝シリーズ切手の売却先には、金券ショップ、リサイクルショップ、フリマアプリ、ネットオークション、切手買取業者などがあります。

売却先 メリット 注意点
金券ショップ 近くにあれば売りやすいです。 額面ベースの買取になりやすく、国宝シリーズとしてのコレクション性は反映されにくい場合があります。
リサイクルショップ 他の不用品と一緒に売れます。 切手専門の査定ではない場合があります。
フリマアプリ 自分で価格を決められます。 状態説明、発送、購入者対応が必要です。
ネットオークション コレクターに見つかる可能性があります。 出品作業、相場確認、トラブル対応の手間があります。
切手買取業者 切手の状態やシリーズ性を見て査定してもらえます。 業者によって買取価格が変わるため、比較が大切です。

国宝シリーズ切手は、額面だけでなく、全種セットか、シートか、保存状態が良いかも見られます。価値がわからない場合は、切手買取業者で査定してもらうのがおすすめです。

国宝シリーズ切手と一緒に査定したい切手

国宝シリーズ切手がある場合、同じアルバムの中に他の価値ある記念切手や特殊切手が入っていることがあります。

国宝シリーズだけを抜き取らず、アルバムごと査定に出すと、価値ある切手を見落としにくくなります。

切手の種類 特徴
切手趣味週間切手 見返り美人、月に雁、ビードロを吹く娘など、有名なプレミア切手があります。
国際文通週間切手 葛飾北斎や歌川広重など、日本美術を題材にした人気シリーズです。
文化人切手 歴史上の人物を題材にした切手で、シリーズとして集められることがあります。
年賀切手 古い年賀切手や小型シートは、状態によって価値が見られる場合があります。
中国切手 赤猿、梅蘭芳、毛沢東切手などがある場合は、国宝シリーズとは別に高額査定が期待できます。

古い切手アルバムを持っている場合は、1枚ずつ仕分けるより、まとめて査定してもらう方が安全です。

国宝シリーズ切手の価値でよくある質問

国宝シリーズ切手は高く売れますか?

国宝シリーズ切手はコレクション性のある特殊切手ですが、すべてが高額になるわけではありません。

未使用シート、全種セット、保存状態の良いものは査定で見てもらう価値があります。

第1次国宝シリーズは価値がありますか?

第1次国宝シリーズは、1967年から1969年に発行された古い特殊切手です。

全22種がそろっているもの、未使用シート、保存状態の良いものは査定対象になります。ただし、単片1枚だけでは大きな高額買取になりにくい場合があります。

第2次国宝シリーズは何種類ありますか?

第2次国宝シリーズは、1976年から1978年に発行された全16種のシリーズです。

全種セットやシート状態で残っていると、シリーズとして査定してもらいやすくなります。

第3次国宝シリーズは何種類ありますか?

第3次国宝シリーズは、1987年から1989年に発行された全16種のシリーズです。

厳島神社、金印、彦根城天守閣など、知名度の高い国宝が題材になっています。

令和の国宝シリーズ切手も価値がありますか?

令和版の国宝シリーズは比較的新しいシール式切手です。

古いプレミア切手というより、未使用シートとして額面や買取率をもとに見られやすいです。台紙から剥がさず、シートのまま査定に出しましょう。

国宝シリーズ切手はアルバムごと査定に出してもいいですか?

はい、アルバムごと査定に出すのがおすすめです。

無理に剥がしたり、切り離したりすると状態が悪くなる可能性があります。アルバムに入っている場合は、そのまま見てもらいましょう。

まとめ|国宝シリーズ切手の価値はシリーズ・シート・保存状態で変わる

国宝シリーズ切手は、日本の国宝を題材にした特殊切手です。

昭和の国宝シリーズには、1967年から1969年発行の第1次国宝シリーズ、1976年から1978年発行の第2次国宝シリーズ、1987年から1989年発行の第3次国宝シリーズがあります。

また、2020年からは令和版の国宝シリーズも発行されています。

国宝シリーズ切手の価値は、発行時期、種類、未使用か使用済みか、バラかシートか、全種セットか、保存状態によって変わります。

高く売るためには、シートを切り離さず、アルバムから無理に剥がさず、シリーズでまとまった状態で査定へ出すことが大切です。

国宝シリーズ切手の価値が気になる方は、自己判断で処分せず、他の記念切手や特殊切手とまとめて査定に出し、複数の買取業者で価格を比較してみましょう。

 

参考:国宝シリーズ 第1集 | 日本郵便株式会社

国宝シリーズ 第2集 | 日本郵便株式会社

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