昔のネックレスや指輪を整理していて、「K20」という刻印を見つけることがあります。
K18やK24はよく聞くものの、「K20は本物の金?」「20金でも売れる?」と迷う方もいるでしょう。
K20は20金とも呼ばれる金合金で、K18より金の割合が高く、K22やK24よりは低い品位です。
K20のアクセサリーも、金の純度や重量などを確認して査定してもらえる可能性があります。
この記事では、20金の特徴や刻印の見方、古いK20ネックレス・指輪を売るときに確認したいポイントを解説します。
K20・20金とは?
K20は、24分率で20の割合が金であることを示す表記です。
純金であるK24より金以外の金属を多く含みますが、K18よりは金の割合が高くなります。
金だけではやわらかいため、アクセサリーでは銀や銅など、ほかの金属を混ぜた合金が使われることがあります。
K20もその一つです。
K20の純度はどのくらい?
K20の金含有率は、計算上およそ83.3%です。
純度の順に並べると、おおまかには次のようになります。
| 品位 | 金の割合の目安 |
|---|---|
| K24 | ほぼ純金 |
| K22 | 約91.7% |
| K20 | 約83.3% |
| K18 | 75% |
K20は、K18とK22の間に位置する品位と考えると分かりやすいでしょう。
K20のアクセサリーは売れる?
K20のネックレスや指輪なども、金製品として査定してもらえる場合があります。
査定で基本となるのは、K20としての純度と重量です。
その時点の金相場などをもとに、買取店が設定しているK20の価格で査定されます。
「K18ではないから売れない」「K24でないから価値が低い」と考える必要はありません。
K20はK18より高く売れる?
同じ重量を地金として比べる場合、K20はK18より金の含有率が高くなります。
そのため、一般的にはK20の方が1gあたりの評価も高くなります。
ただし、実際の査定額は純度だけでは決まりません。
たとえば10gのK20と20gのK18では、重量が違うため総額の関係も変わります。
売却価格を見るときは、品位だけでなく重量まで確認しましょう。
K20とK22・K24の違い
K20よりも金の割合が高いのがK22やK24です。
同じ重量を地金として比較すれば、一般的には純度の高い方が1gあたりの買取価格も高くなります。
ただし、アクセサリーの場合はブランド、宝石、デザインなどが評価されることもあります。
そのため、K20のブランドジュエリーと無名のK24製品を、純度だけで単純に比較することはできません。
K20の刻印はどこを見る?
K20のネックレスなら留め具やプレート部分、指輪ならリングの内側などに刻印が入っていることがあります。
「K20」と明記されていれば、素材を確認する手がかりになります。
ただし、古いアクセサリーでは刻印が摩耗して読みにくくなっていることもあります。
文字が見えないからといって、すぐに金ではないと判断する必要はありません。
「833」などの数字が入っていたら20金?
海外製の金製品では、「K20」のようなK表記ではなく、1000分率の数字で品位が表示されていることがあります。
K20は計算上約83.3%の金を含むため、833などの数字が20金相当を示す場合があります。
ただし、数字だけを見て自分で素材を断定する必要はありません。
海外製品や古いアクセサリーでは表記方法が異なることもあるため、由来が分からない場合は査定で確認してもらいましょう。
K20は古いアクセサリーで見つかることがある
K20は現在よく見かけるK18ほど身近ではないため、古いアクセサリーを整理していて初めて知る方もいます。
親や祖父母から譲られたネックレス、昔購入した指輪、長年しまったままのアクセサリーなどにK20の刻印が入っていることがあります。
デザインが古くても、金製品であれば素材として査定できる可能性があります。
「昔のアクセサリーだから価値がない」と処分してしまう前に、刻印を確認してみましょう。
K20のネックレスはどう査定される?
K20のネックレスでは、主に純度、重量、状態などが確認されます。
シンプルなチェーンであれば、K20としての地金価値が査定の中心になります。
一方、ペンダントトップに宝石が付いている場合やブランド品の場合は、金以外の部分が評価されることもあります。
切れたK20ネックレスでも売れる?
チェーンが切れていたり、留め具が壊れていたりしても、金そのものがなくなるわけではありません。
K20として素材を確認できれば、壊れた状態でも査定対象になる場合があります。
売却するためだけに修理費をかける必要はないこともあるため、そのまま見てもらう方法があります。
K20の指輪はどう査定される?
K20の指輪でも、基本は純度と重量が重要です。
指輪の内側にK20の刻印がないか確認してみましょう。
昔のリングでは、長年の使用によって刻印が薄くなっている場合もあります。
変形したK20リングでも査定できる?
指輪が曲がっていても、地金として見る場合はK20の素材価値が残っている可能性があります。
リングとして使える形かどうかだけで、金そのものの価値がなくなるわけではありません。
自分で形を戻そうとせず、そのまま査定へ出す方がよいでしょう。
石付きのK20アクセサリーは重さだけで計算しない
ダイヤモンドや色石が付いたK20リング・ネックレスでは、アクセサリー全体の重量がそのまま20金の重量になるとは限りません。
総重量には宝石の重さも含まれているためです。
一方、石そのものに価値があれば、金とは別に評価される場合があります。
石付きのK20ジュエリーを売るなら、金だけでなく宝石も査定できる買取店か確認するとよいでしょう。
ブランドのK20アクセサリーは地金だけで売らない
ブランドジュエリーの場合は、K20の純度や重量だけではなく、ブランド名、デザイン、モデル、状態などが査定されることがあります。
そのため、ブランドが分かるアクセサリーは、最初から地金だけとして売却先を決めない方がよい場合があります。
箱や保証書などが残っている場合は、一緒に用意しておきましょう。
K20の刻印がなくても売れる可能性はある?
古い金製品では、刻印が摩耗して見えなくなっていることがあります。
また、サイズ直しや修理などによって刻印の一部が分かりにくくなっている場合もあります。
刻印が確認できないからといって、それだけで金ではないと断定する必要はありません。
反対に、金色だからK20とも限りません。
素材が分からない場合は、自分で削ったり薬品を使ったりせず、現状のまま査定してもらいましょう。
K20の買取価格は毎日同じではない
K20の買取価格は固定されていません。
金相場の変動に応じて、K20としての1gあたりの買取価格も変わります。
実際に金製品のリサイクル価格を公表している事業者でも、K24、K22、K20、K18など品位ごとに価格を分けています。
そのため、数年前に見た価格や購入時の価格だけで現在の価値を判断することはできません。
K20アクセサリーを売る前に確認したいこと
査定前に、分かる範囲で手元の品を確認しておくと査定結果を理解しやすくなります。
- K20などの刻印があるか
- おおよその重量
- ネックレス・指輪など製品の種類
- 宝石が付いているか
- ブランド品かどうか
- 切れ・変形などがあるか
すべて分からなくても査定を諦める必要はありません。
K20か分からない古いアクセサリーは査定で確認する
長年しまっていたアクセサリーでは、「K20と書いてあるように見えるけれど読めない」「何金なのか分からない」ということがあります。
自分で正確な純度や価値を調べるのが難しい場合は、実物を見てもらう方法があります。
K20・20金を査定してもらいたい方へ
バイセルでは、K20を含む金製品や、ネックレス・指輪などのアクセサリーの査定に対応しています。
古いものや純度が分からない金製品も、査定額を確認してから売却するかどうか判断できます。
K20の査定額を見るときに確認したいポイント
査定額が提示されたら、総額だけではなく内容も確認しておきましょう。
特に見たいのは次の点です。
- K20として判定されているか
- 金として査定された重量
- 査定時点のK20買取価格
- 宝石が別に評価されているか
- ブランドとしての評価があるか
- 最終的な受取額
「20金だから○円」と純度だけで考えるのではなく、重量や製品の内容まで含めて確認することが大切です。
K20のアクセサリーは売れる?まとめ
K20・20金は、計算上およそ83.3%の金を含む金合金です。
純度ではK18より高く、K22・K24より低い位置にあります。
K20のネックレスや指輪なども、純度と重量を基本に金製品として査定してもらえる可能性があります。
古いもの、切れたネックレス、変形した指輪、石付きジュエリーなども、状態だけで価値がないと判断する必要はありません。
また、刻印が薄い、海外製で表記が分からないといった場合も、自分で加工せずそのまま査定してもらう方がよいでしょう。
査定内容と金額を確認し、納得してから売却するかどうか決めることが大切です。
バイセル
金や貴金属を売るなら、査定実績のある買取サービスにまとめて見てもらう方法があります。
バイセルでは、金・プラチナ・アクセサリーなど幅広い品目の査定に対応しています。状態や刻印が分からない品でも、まずは査定を受けて価値を確認できます。
