アクセサリーの刻印を見て、「K22」「916」と書かれていると、「これは金なの?」「K18やK24とは何が違う?」と迷うことがあります。
K22は22金とも呼ばれ、K18より金の割合が高く、K24よりはほかの金属を含む金合金です。
日本ではK18を目にする機会が多いため、K22を見慣れていない方もいるかもしれません。しかし、K22の金製品も純度と重量などを確認して査定してもらえる可能性があります。
この記事では、K22の純度や916刻印の意味、K18・K24との違い、ネックレスや指輪を売るときの査定ポイントを解説します。
K22とは?22金の純度はどのくらい?
K22は、24分率で22の割合が金であることを示す表記です。
金の含有率は約91.6〜91.7%で、残りには銀や銅などほかの金属が使われます。
K18の金含有率が75%であるのに対し、K22はそれよりも金の割合が高いのが特徴です。
一方、K24は純金に近いため、純度で見るとK18とK24の間に位置します。
「916」の刻印はK22?
K22のアクセサリーでは、「K22」ではなく「916」という刻印が入っていることがあります。
916は、1000分率で金の品位を表した数字です。
造幣局でも、品位916はK22に相当すると案内しています。
そのため、海外で購入したアクセサリーなどに「916」の刻印があれば、22金相当の品位を示している可能性があります。
ただし、刻印だけで素材を完全に判断する必要はありません。査定では実物を確認して品位が判定されます。
K22の金製品は売れる?
K22のネックレス、指輪、ブレスレットなどは、金製品として査定してもらえる場合があります。
査定の基本になるのは、K22としての純度と重量です。
その日のK22買取価格を基準に、金として査定される重量などを確認して金額が決まります。
K22だから珍しくて売れない、ということではありません。
K22はK18より高く売れる?
同じ重量を地金として比較する場合、K22はK18より金の含有率が高いため、1gあたりの評価も高くなるのが一般的です。
たとえば同じ10gでも、K18は金75%、K22は約91.6〜91.7%です。
ただし、最終的な査定額は重量やその日の買取価格、製品の内容などによって変わります。
そのため、「K22なら必ずK18製品より高額になる」と単純に考えるのではなく、純度と重量の両方を見る必要があります。
K22とK24ではどちらが高く売れる?
地金として同じ重量を比較するなら、K24の方がK22より金の純度は高くなります。
そのため、一般的には1gあたりの買取価格もK24の方が高くなります。
ただし、K22の製品の方が重量が大きければ、総額ではK22の方が高くなる場合もあります。
査定額を見るときは、純度だけでなく実際の重量も確認しましょう。
K22の指輪はどう査定される?
K22の指輪では、リング内側の刻印、重量、宝石の有無などが確認されます。
シンプルな金のリングであれば、K22の地金としての評価が中心になります。
一方、ダイヤモンドや色石が付いている場合は、宝石部分も別に査定されることがあります。
石付きリングなら、金だけではなく宝石にも対応している買取店で見てもらうとよいでしょう。
K22のネックレスはどう査定される?
K22のネックレスも、基本は純度と重量が重要です。
留め具付近などに「K22」「916」といった刻印がないか確認してみましょう。
チェーンだけのシンプルなネックレスなら、地金としての査定が中心になります。
一方、ペンダントトップに宝石が付いている場合やブランドジュエリーの場合は、金以外の価値が加わることもあります。
K22は海外製アクセサリーで見かけることがある
K22や916の刻印は、海外製の金製品で見かけることがあります。
たとえばインドなどでは、22K916という品位表示が使われています。
そのため、海外旅行で購入したネックレス、家族から譲られた海外製ジュエリーなどに「916」と入っていることがあります。
日本で見慣れない刻印だからといって、価値がないと判断する必要はありません。
「916」以外の数字が入っている場合は?
海外製の金製品では、Kの表記ではなく、1000分率で品位を示していることがあります。
代表的なものには、750がK18、916がK22、999がK24相当といった表記があります。
ただし、数字があるからといって自己判断だけで金と断定する必要はありません。
特に古い製品や由来が分からないものは、実物を査定してもらう方が確実です。
K22の刻印が読めない場合は?
古い指輪やネックレスでは、長年の使用によって刻印が薄くなっていることがあります。
また、小さなアクセサリーでは刻印自体が非常に見つけにくい場合もあります。
刻印が読めないからといって、K22ではないと判断する必要はありません。
素材が分からない場合は、削ったり加工したりせず、そのまま査定してもらいましょう。
K22のアクセサリーが変形・破損していても売れる?
指輪が曲がっている、ネックレスが切れているといった状態でも、K22の金そのものがなくなるわけではありません。
地金として査定する場合は、アクセサリーとして使える状態かどうかだけで価値が決まるものではありません。
そのため、壊れたK22製品でも査定対象になる場合があります。
売るためだけに修理する必要はないこともあるので、まずそのまま査定してもらうとよいでしょう。
宝石付きK22ジュエリーでは総重量に注意
K22の指輪やネックレスに宝石が付いている場合、製品全体の重量がそのままK22の重量になるとは限りません。
たとえば10gのリングでも、その中に大きな石が含まれていれば、K22部分だけの重量は10g未満になります。
一方、ダイヤモンドやルビーなどに価値があれば、宝石として別に評価されることがあります。
自宅で「K22の1g価格×総重量」と計算した数字と実際の査定額が違う場合は、この点も確認してみましょう。
K22の買取価格は毎日同じではない
K22の買取価格は、金相場の影響を受けて変動します。
そのため、以前調べた1g価格が現在も同じとは限りません。
実際に売却を検討する際は、その時点のK22買取価格を確認します。
また、買取店によって価格設定が異なる場合があるため、1g価格だけでなく最終的な査定額を見ることも大切です。
K22の価格は実際にK18とK24の間になる?
K22は純度で見るとK18より高く、K24より低いため、1gあたりの買取価格もその間に設定される例があります。
たとえば田中貴金属のRE:TANAKAでも、金製品のリサイクル価格はK24、K22、K20、K18と品位ごとに分けて公表されています。
ただし、金価格は日々変動するため、固定の金額で考えないようにしましょう。
K22製品を売る前に確認したいポイント
査定前に、手元のK22製品について分かる範囲で確認しておくと、査定内容を理解しやすくなります。
- K22または916などの刻印があるか
- ネックレス・指輪など製品の種類
- おおよその重量
- 宝石が付いているか
- ブランド品かどうか
- 破損や変形があるか
すべて分からなくても査定を諦める必要はありません。
K22か分からない金製品は査定で確認する
海外で購入したアクセサリーや、家族から譲り受けた古いジュエリーでは、「916と書いてあるけれど本当に金なのか分からない」ということもあります。
そのような場合は、自宅で無理に純度を判断するより、実物を確認してもらう方が分かりやすいでしょう。
K22・22金を査定してもらいたい方へ
K22の査定額を見るときに確認したいこと
K22を売るときは、単に「22金だから高い」と考えるのではなく、査定内容を確認しましょう。
特に見たいのは、次の点です。
- K22として判定されているか
- 何グラムが金として査定されているか
- その日のK22買取価格
- 宝石やブランド部分の評価
- 最終的な受取額
特に海外製ジュエリーや石付きアクセサリーでは、見た目だけでは純度や金部分の重量が分かりにくいことがあります。
査定結果を確認し、納得してから売却することが大切です。
K22の金製品は売れる?まとめ
K22・22金は、金を約91.6〜91.7%含む高純度の金合金です。
「K22」のほか、1000分率で916と表記されることがあります。
ネックレスや指輪などのK22製品は、純度と重量を基本に査定してもらえる可能性があります。
K18より金の割合が高く、K24より低いため、地金としての1g価格も一般的にはその間になります。
また、海外製ジュエリー、石付き、変形した製品などでも、自分で価値がないと決める必要はありません。
刻印や純度が分からない場合は実物を査定してもらい、金額と内容を確認してから売却するかどうか決めるとよいでしょう。
バイセル
金や貴金属を売るなら、査定実績のある買取サービスにまとめて見てもらう方法があります。
バイセルでは、金・プラチナ・アクセサリーなど幅広い品目の査定に対応しています。状態や刻印が分からない品でも、まずは査定を受けて価値を確認できます。
