「二十圓」と書かれた古い金貨を見つけたら、最初に確認したいのは年号です。
新20円金貨は、明治30年から昭和7年にかけて製造された日本の近代金貨。額面は20円ですが、現在は金の含有量に加え、年号や保存状態によって買取価格が決まります。
一般的な年号の美品は、2026年9月に確認した公開買取価格で30万円台が一つの目安です。一方、昭和5~7年銘には、数百万円から1,000万円前後の価格が提示されているものもあります。
また、福ちゃんでは2026年3月26日に、新二十圓金貨を24万円で買い取った実績を公開しています。
新20円金貨は、金の重さだけで価値を判断すると、年号による評価を見落としかねない金貨です。
この記事では、実際の買取実績と年号別の価格目安を紹介し、旧20円金貨との見分け方、昭和初期の希少年号、売却前の注意点を解説します。
新20円金貨の買取価格はいくら?
新20円金貨は、同じ重量・同じ額面でも年号によって価格差があります。
まずは、一般的な年号と希少年号を分けて金額を確認しましょう。
一般的な年号なら30万円台が一つの目安
2026年9月に確認した古銭専門店の公開買取価格では、一般的な年号の新20円金貨は、美品で30万円台でした。
ただし、この価格は状態が「美品」と判断された場合の参考額です。傷や摩耗のある金貨、真贋が確認できない品に、同じ金額が付くとは限りません。
また、年号による価格差もあります。明治41年は45万円、明治42年は50万円という公開価格がありました。
これらは買取店の公表価格であり、すべての新20円金貨がその金額で売れるという意味ではありません。
昭和5~7年銘には数百万円以上の公表価格もある
昭和初期の新20円金貨は、一般的な年号とは異なる価格で扱われています。
古銭専門店が公表している美品の参考価格は、次のとおりです。
| 年号 | 公開買取価格の目安 |
|---|---|
| 一般的な年号 | 30万円台 |
| 明治41年 | 45万円 |
| 明治42年 | 50万円 |
| 昭和5年 | 350万~450万円 |
| 昭和6年 | 800万~1,200万円 |
| 昭和7年 | 300万~400万円 |
※2026年9月に確認した古銭専門店の公表価格を参考にしています。美品を前提とする価格で、現在の買取保証額や個別の成約実績ではありません。鑑定結果・保存状態・市場状況によって異なります。
ここで注目したいのは、最も新しい昭和7年が、必ずしも最も高い価格ではないことです。
年号だけでなく、現存数や収集需要、状態などが価格に関係します。
特に昭和初期の金貨と思われる場合は、一般的な金製品の買取単価だけで判断せず、近代金貨としての評価を確認しましょう。
福ちゃんでは新二十圓金貨を24万円で買取
福ちゃんは、2026年3月26日に和歌山県で新二十圓金貨を24万円で買い取った実績を公式サイトに掲載しています。
出張買取で、保存状態のよい美品として扱われた事例です。
この金額は実際の買取実績であり、買取店の価格表に掲載されている参考額とは性質が異なります。
新20円金貨は年号や状態によって査定額が変わるため、売却を考えている場合は、手元の金貨の年号を確認したうえで査定を受けましょう。
新20円金貨は純金ではない|金の含有量は約15g
新20円金貨は、明治30年の貨幣法に基づいて発行された金貨です。
純金ではなく、金90%・銅10%の合金で作られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 新20円金貨(新二十圓金貨) |
| 額面 | 20円 |
| 製造期間 | 明治30年~昭和7年 |
| 量目 | 約16.67g |
| 直径 | 約28.78mm |
| 品位 | 金900・銅100 |
| 純金含有量 | 約15g |
金貨全体の重さは約16.67gですが、そのすべてが金というわけではありません。
金の含有量は約15gです。
ただし、新20円金貨の買取価格を調べる場合、純金約15gという情報だけでは不十分です。
同じ重量の金貨でも、年号や保存状態によって古銭としての評価が変わるためです。
旧20円金貨と新20円金貨の見分け方
「20円金貨」と呼ばれるものには、旧20円金貨と新20円金貨があります。
どちらも明治時代に作られた金貨ですが、重さや大きさ、図柄が違います。
| 比較項目 | 旧20円金貨 | 新20円金貨 |
|---|---|---|
| 製造時期 | 明治3年~明治25年 | 明治30年~昭和7年 |
| 量目 | 約33.33g | 約16.67g |
| 直径 | 約35.06mm | 約28.78mm |
| 品位 | 金900・銅100 | 金900・銅100 |
| 主な意匠 | 龍の図柄 | 菊花紋章・日章・八稜鏡など |
旧20円金貨は、新20円金貨の約2倍の重さがあります。
また、旧20円金貨には龍の図柄があるのに対し、新20円金貨は菊花紋章や日章を中心としたデザインです。
名前も額面も同じですが、買取では別の種類として評価されます。
ただし、見た目や家庭用のはかりによる重量確認だけで、本物と断定することはできません。
明治41・42年と昭和5~7年|年号によって価値が変わる理由
新20円金貨の魅力は、製造年の違いが買取価格に表れやすいことです。
ただし「古い年号ほど高い」という単純な関係ではありません。
明治41年・42年は一般的な年号より高い価格が付く場合がある
明治41年と明治42年の新20円金貨には、一般的な年号より高い公表買取価格が設定されています。
保存状態がよいものや、鑑定機関によって高いグレードが付いたものでは、同じ年号でも評価が異なる場合があります。
なお、明治41年と明治42年を混同しないよう、金貨の年銘を確認しましょう。
昭和5年・6年は金貨が大量に流出した時代の品
昭和5年から昭和6年にかけては、金輸出の解禁と再禁止など、金本位制をめぐる大きな変化があった時期です。
当時の金貨は海外流出や回収などの歴史的背景があり、現在の市場での現存状況が収集価値に関係しています。
ただし、製造枚数が少なかったという説明だけで希少性を判断することは適切ではありません。製造枚数と、現在市場に出回る枚数は別だからです。
昭和5・6年銘の金貨を持っている場合は、年号の判読と真贋確認を含む専門査定が重要です。
昭和7年は市場でほとんど流通しなかった金貨
昭和7年銘の新20円金貨は、製造期間が極めて短く、市場にほとんど流通しなかったことで知られています。
財務省放出金貨のオークションなどを通じて存在が知られるようになった品で、一般的な年号とは異なる評価を受けます。
ただし、非常に珍しい年号だからこそ、年銘が似た別の金貨やレプリカとの取り違えには注意が必要です。
昭和7年銘と思われる品を見つけた場合は、磨いたりケースを開けたりせず、専門家に確認してもらいましょう。
財務省放出金貨とは?ケースや鑑定書がある場合の扱い
新20円金貨には、財務省が保有していた近代金貨を売却した「財務省放出金貨」と呼ばれるものがあります。
2005年から、財務省保有の近代金貨がオークションなどで売却されました。
そのため、新20円金貨を購入した際の資料として、財務省放出金貨であることを示す情報や、鑑定書が残っている場合があります。
こうした資料は、金貨の入手経路や商品内容を確認する手がかりになります。
ただし、財務省放出品であるというだけで、必ず高額になるわけではありません。年号や保存状態などを含めて査定されます。
PCGS・NGCの鑑定ケース入りなら開封しない
PCGSやNGCなどの鑑定機関によって鑑定された金貨は、専用ケースに封入されている場合があります。
ケースには、金貨の種類や年号、状態を示すグレードなどが記載されています。
ケースを壊すと状態の保持や鑑定情報の確認に影響する可能性があるため、査定前に開封しないようにしましょう。
また、ケース入りであることだけで真贋を確定できるわけではありません。認証番号なども含めて確認する必要があります。
新20円金貨は磨くと価値が下がる?
古い金貨を見つけると、汚れや変色を落としてから売ろうと考えるかもしれません。
しかし、新20円金貨は、磨かずにそのまま査定へ出すことが大切です。
金貨の表面をこすると、細かな線傷が残る場合があります。
特に、年号や保存状態によって収集価値が付く金貨では、研磨された跡が評価に影響する可能性があります。
金属磨きや薬品を使った洗浄も避けましょう。
汚れていても、その状態のまま査定を受ければ、古銭としての価値を確認できます。
新20円金貨の査定で確認されるポイント
新20円金貨を売却する際は、年号だけでなく、金貨全体の状態や真贋も重要です。
| 確認項目 | 査定時のポイント |
|---|---|
| 年号 | 一般的な年号か、希少年号かを確認 |
| 重量・寸法 | 規格との違いを確認 |
| 保存状態 | 摩耗、傷、縁の打痕などを確認 |
| 表面の加工 | 研磨や洗浄の跡がないか確認 |
| 鑑定品 | グレードや鑑定ケースの状態を確認 |
| 付属資料 | 購入時の記録や鑑定書などを確認 |
規格と重さが合っていても、それだけで本物と確定できるわけではありません。
また、磁石に反応しないという理由だけで本物と判断することもできません。
新20円金貨は金としての価値が高く、希少年号には大きな収集価値が付く場合もあるため、真贋確認を含む査定を受けましょう。
新20円金貨を売るなら、年号まで評価してもらえる買取先を選ぶ
新20円金貨の売却先には、古銭買取店、コイン専門店、貴金属買取店などがあります。
金の重量だけでなく、年号や保存状態、鑑定品であるかどうかまで確認してもらえるかが重要です。
特に昭和5~7年などの年号では、金の素材価値だけで売却を決めないようにしましょう。
福ちゃん|新20円金貨の買取実績がある
福ちゃんは、新20円金貨の買取実績を公開しています。
2026年3月26日には、和歌山県で新二十圓金貨を24万円で買い取っています。
古銭や金貨をまとめて査定したい場合にも相談できます。
査定を依頼する前に、金貨の年号が読み取れるか、鑑定書や購入時の資料が残っているか確認しておきましょう。
福ちゃんで新20円金貨の査定を相談
バイセル|新二十円金貨の買取情報を掲載
バイセルでは、新二十円金貨の種類や売却方法について、公式サイトで紹介しています。
新20円金貨を査定に出す際は、一般的な年号なのか、昭和初期などの希少年号なのかを確認しましょう。
金貨と一緒に古い銀貨や記念硬貨などを保管している場合は、それぞれの価値を確認してから売却を検討できます。
バイセルで新二十円金貨の査定を相談
新20円金貨の買取でよくある質問
新20円金貨は何グラムですか?
量目は約16.67g、直径は約28.78mmです。
金90%・銅10%で作られており、純金の含有量は約15gです。
新20円金貨の買取価格はどのくらいですか?
2026年9月に確認した公表価格では、一般的な年号の美品は30万円台が一つの目安です。
ただし、年号や保存状態によって大きく変わります。希少年号では数百万円以上の価格が提示されている例もあります。
明治30年の新20円金貨は価値がありますか?
明治30年は新20円金貨の初年度です。
金としての価値があるほか、保存状態や種類によって古銭としての評価も変わります。
同じ明治30年銘でも、状態や鑑定結果によって査定額は異なります。
昭和7年の新20円金貨は高く売れますか?
昭和7年銘は市場にほとんど流通しなかった希少な金貨として知られています。
数百万円の公開買取価格がありますが、実際の査定額は真贋や保存状態、取引条件によって異なります。
新20円金貨と旧20円金貨はどちらが高いですか?
旧20円金貨は約33.33g、新20円金貨は約16.67gと、重量が異なります。
ただし、どちらが高くなるかは、金貨の年号や状態によって異なるため、種類だけで一律には決められません。
新20円金貨は金として売ってもいいですか?
金としての価値はありますが、年号によって収集価値が加わる場合もあります。
金の重量だけで価格を判断する前に、近代金貨としての評価も確認しておきましょう。
まとめ|新20円金貨は売る前に年号と状態を確認
新20円金貨は、明治30年から昭和7年にかけて製造された、日本の近代金貨です。
重量は約16.67g、品位は金900・銅100。金としての価値に加えて、年号や保存状態によって古銭としての価値が変わります。
2026年9月に確認した公表価格では、一般的な年号の美品が30万円台、昭和5~7年銘には数百万円以上の価格が提示されていました。
実際の買取例として、福ちゃんでは2026年3月26日に新二十圓金貨を24万円で買い取っています。
ただし、これらの金額は、すべての金貨に適用されるわけではありません。
売却を考えている方は、まず年号を確認し、磨かずに現在の状態で査定を受けましょう。
新20円金貨の買取先を確認する
新20円金貨は年号や状態で評価が変わります。売却する前に、古銭や金貨を扱う買取店で査定額を確認しましょう。
バイセル
- 大判・小判、金貨、銀貨、古紙幣、記念コインなど幅広い古銭に対応
- 種類が分からない古銭や、枚数の多いコレクションも査定を相談できる
- 汚れやサビがある古銭も、状態によっては買取可能
- 出張・宅配・店頭から都合に合う買取方法を選べる
- 出張料・査定料は無料。WEBから査定を申し込める
古銭の種類や価値が分からなくても、査定を相談できます。
大判・小判や古紙幣、記念コインなどを売りたい方は、WEBからお申し込みください。
福ちゃん
- 大判・小判、穴銭、古紙幣、記念硬貨など幅広い種類に対応
- 中国古銭や外国コインの査定も相談できる
- 汚れやサビがある古銭も、種類や状態によっては買取可能
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- 査定料・出張料は無料。提示額に納得できなければ売却を断れる
大判・小判から穴銭、外国コインまで、幅広い古銭の査定に対応しています。
コレクションの整理を考えている方は、まずはWEBから査定をご相談ください。
参考資料:造幣局|近代金貨の資料 / 古銭専門店|新20円金貨の公表買取価格 / 福ちゃん|金貨の買取実績 / バイセル|新二十円金貨の解説
