1964年東京オリンピックの切手を持っていて、「今ならいくらで売れる?」「小型シートにはプレミアが付く?」「寄付金付き切手は価値がある?」と気になっていませんか。
1964年の東京オリンピックに関連する切手には、大会記念の5種類、小型シート、開催資金を集めるために発行された寄付金付き切手があります。
ただし、オリンピックの記念品だからといって、必ず高額で売れるわけではありません。
大会記念の小型シートには、美品で150~250円程度という買取参考相場が紹介されています。※1
これは過去の相場解説による目安で、現在の買取保証価格ではありません。種類や保存状態によって実際の査定額は変わります。
この記事では、1964年東京オリンピック切手の買取価格、5種セットと小型シートの違い、寄付金付き切手の価値、売却前に確認したいポイントを解説します。
1964年東京オリンピック切手の買取価格はいくら?
まずは、手元の切手が大会記念の通常切手、小型シート、寄付金付き切手のどれに該当するか確認しましょう。
相場解説には、次のような価格が掲載されています。※1
| 種類 | 買取参考相場 |
|---|---|
| 大会記念のバラ切手 | 額面程度という目安 |
| 大会記念の小型シート・並品 | 80~150円 |
| 大会記念の小型シート・美品 | 150~250円 |
| 寄付金付き切手 | 発行回・種類・セット構成によって異なる |
※1の相場解説に掲載された参考額です。2026年9月現在の買取実績や保証価格ではありません。寄付金付き切手については、今回確認した資料から条件のそろった現在の個別買取価格を特定できなかったため、金額を記載していません。
小型シートの参考相場だけを見て、すべての東京オリンピック切手に同じ価格を当てはめないようにしましょう。
また、切手専門店の商品価格は購入者向けの販売価格です。買取店に売ったときに受け取れる金額とは異なります。
1964年東京オリンピック記念切手とは?5種類の額面と発行日
1964年の東京オリンピックを記念して、第18回オリンピック競技大会記念切手が発行されました。
大会記念切手は全5種類です。5円切手は1964年9月9日、残りの4種類は開幕日の10月10日に発行されています。※2
| 額面 | 図柄 | 発行日 |
|---|---|---|
| 5円 | 聖火台と選手 | 1964年9月9日 |
| 10円 | 国立競技場 | 1964年10月10日 |
| 30円 | 日本武道館 | 1964年10月10日 |
| 40円 | 室内競技場(国立代々木競技場) | 1964年10月10日 |
| 50円 | 駒沢体育館 | 1964年10月10日 |
5種類の額面を合計すると135円になります。
歴史的な大会の記念切手ですが、発行枚数は多く、5円切手は5,500万枚、10円切手は4,500万枚、残る3種類はそれぞれ2,000万枚発行されたとされています。※2
そのため、古い切手という理由だけで希少価値が高くなるわけではありません。
東京オリンピックの小型シートはいくらで売れる?
大会記念の小型シートには、5円・10円・30円・40円・50円の切手が1枚ずつ収められています。
切手部分の額面合計は135円です。
過去の相場解説では、並品80~150円、美品150~250円という買取参考額が紹介されています。※1
ただし、買取店や保存状態によって実際の金額は変わります。必ず額面135円以上で売れるという意味ではありません。
小型シートの販売価格は当時140円
この小型シートは、二つ折りのタトウに収められ、当時140円で販売されました。※3
切手の額面合計135円と、当時の販売価格140円は別の金額です。
現在の買取価格を調べる際にも、当時の販売価格をそのまま相場として使わないようにしましょう。
タトウ付きなら高く売れる?
タトウとは、小型シートを収める紙製の包みです。
タトウ付きの状態で保管されている場合は、切手だけを取り出したり、包みを捨てたりせず、そのまま査定へ出しましょう。
ただし、タトウがあれば必ず査定額が上がるとは限りません。付属品を含めた金額を確認することが大切です。
5種セットと小型シートは何が違う?
5種セットは、5種類のバラ切手を1枚ずつそろえたものです。
一方、小型シートは5種類の切手が、1枚のシートにまとまっています。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| バラ1枚 | 5円・10円・30円・40円・50円のいずれか |
| 5種セット | バラ切手5種類が1枚ずつそろったもの |
| 小型シート | 5種類が1枚のシートにまとまったもの |
| タトウ付き小型シート | 小型シートと保存用の包みが残っているもの |
5種類のバラ切手を集めても、小型シートと同じ商品にはなりません。
また、小型シートを切り離してしまうと元の状態には戻せません。シートのまま残っている場合は、そのまま査定へ出しましょう。
寄付金付き東京オリンピック切手の価値は?
1964年の大会開催に向けて、1961年から1964年にかけて寄付金付き切手が発行されました。
大会記念の5種類とは別のシリーズで、第1次から第6次まで、合計20種類あります。※4
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | オリンピック東京大会募金切手 |
| 発行期間 | 1961年~1964年 |
| 発行回数 | 第1次~第6次 |
| 種類数 | 合計20種類 |
| 額面表示 | 5円+寄付金5円 |
| 図柄 | オリンピックの各競技 |
「5+5円」の額面は10円ではない
寄付金付き切手には「5+5円」と表示されています。
最初の5円が郵便料金に利用できる額面で、後ろの5円は大会開催に向けた寄付金です。※4
つまり、郵便料金として使えるのは1枚につき5円分です。
20種類を1枚ずつ持っている場合、郵便料金としての額面合計は100円になります。
寄付金付き切手の20種完と小型シート6種完は別物
寄付金付き切手は、20種類のバラ切手をそろえた「20種完」として収集されることがあります。
また、第1次から第6次まで、それぞれの小型シートも発行されています。※2
20種完と小型シート6種完は、構成が異なる収集品です。
手元にある切手がどちらなのか、査定前に確認しておきましょう。
東京オリンピック切手はバラ1枚でも買取してもらえる?
バラ切手も買取対象になる場合があります。
ただし、大会記念の5種類は発行枚数が多く、通常のバラ切手では額面程度の買取になるという参考情報もあります。※1
1枚だけを売る場合は、送料や交通費の方が買取額を上回ることも考えられます。
ほかの記念切手が残っている場合は、まとめて査定できるか確認しましょう。
1964年東京オリンピック切手を高く売るために確認したいこと
小型シートは切り離さない
小型シートや20面シートは、切り離さずに保管しましょう。
シート全体の状態を確認してもらえるよう、余白部分も切り落とさないことが大切です。
タトウや説明書きを捨てない
小型シートに付属していたタトウや、切手アルバムの説明書きが残っている場合は、切手と一緒に保管しましょう。
ただし、付属品による査定額の差があるかどうかは、買取店に確認する必要があります。
シミや汚れを自分で落とさない
水拭きや洗浄は避けましょう。
切手の紙や印刷面、裏糊を傷める可能性があります。汚れがあっても現在の状態で査定へ出してください。
寄付金付き切手は種類をそろえて確認する
寄付金付き切手が複数ある場合は、第1次から第6次までのどの図柄が残っているか確認しましょう。
ただし、台紙に貼り付いている場合は、無理に剥がして並べ替える必要はありません。
東京オリンピック切手はどこで売る?
1964年東京オリンピック切手の売却先には、金券ショップ、切手専門店、切手買取業者、ネットオークションなどがあります。
| 売却先 | 確認したいこと |
|---|---|
| 金券ショップ | 記念切手の買取率と小型シートの扱い |
| 切手専門店 | 5種セットや寄付金付き切手を個別査定できるか |
| 切手買取業者 | アルバムや大量の記念切手をまとめて査定できるか |
| ネットオークション | 送料・販売手数料・状態説明の負担 |
大量の記念切手を持っている場合は、アルバム全体の買取に対応しているか確認しましょう。
単品の場合は、買取額だけでなく売却にかかる費用も比較することが大切です。
福ちゃん|東京オリンピック切手や記念切手をまとめて査定
福ちゃんでは、東京オリンピックの記念切手を含む切手の買取を案内しています。※5
大会記念の5種セット、小型シート、寄付金付き切手をお持ちの方は、種類や点数を伝えて買取対象を確認しましょう。
ほかの記念切手もアルバムに入っている場合は、まとめて査定できるか相談する方法もあります。
福ちゃんで東京オリンピック切手の査定を相談
バイセル|小型シートや寄付金付き切手の査定を相談
バイセルでも、東京オリンピックの記念切手や寄付金付き切手に関する買取情報を公開しています。※6
小型シート、寄付金付き切手のセット、ほかの記念切手などを持っている場合は、現在の査定対象と買取条件を確認しましょう。
アルバムに貼り付いている切手は、無理に剥がさず、そのまま相談してください。
バイセルで東京オリンピック切手の買取を相談
1964年東京オリンピック切手の買取でよくある質問
1964年東京オリンピック切手の買取価格はいくらですか?
種類と保存状態によって異なります。
大会記念の小型シートには、並品80~150円、美品150~250円という買取参考相場があります。※1
ただし、現在の買取保証価格ではないため、実際の査定額を確認しましょう。
小型シートの額面はいくらですか?
5円・10円・30円・40円・50円の切手が1枚ずつ入っており、額面合計は135円です。
なお、当時のタトウ付き販売価格は140円でした。※3
5種セットと小型シートは同じですか?
異なります。
5種セットはバラ切手5種類をそろえたもの、小型シートは5種類が1枚のシートにまとまったものです。
寄付金付き切手は何種類ありますか?
第1次から第6次まで、合計20種類です。※4
バラ切手20種完と小型シート6種完は、別の構成です。
寄付金付き切手の「5+5円」は額面10円ですか?
いいえ。郵便料金に使えるのは5円分です。
後ろの5円は寄付金に相当します。※4
使用済み切手も売れますか?
使用済みでも査定対象になる場合があります。
ただし、未使用品の参考価格をそのまま適用することはできません。消印や保存状態も含めて確認してもらいましょう。
アルバムごと査定に出せますか?
アルバムごとの査定に対応しているか、買取店へ確認しましょう。
切手が貼り付いている場合は、無理に剥がさず、そのまま相談してください。
まとめ|東京オリンピック切手は種類と保存状態を確認して査定へ
1964年東京オリンピック切手には、大会記念の5種類と、それらを収めた小型シートがあります。
小型シートの額面合計は135円で、過去の相場解説には美品150~250円という買取参考額が掲載されています。※1
また、大会開催に向けた寄付金付き切手は、第1次から第6次までの全20種類です。
同じ東京オリンピック関連切手でも、大会記念と寄付金付きでは種類が異なります。
売却する際は、5種セット・小型シート・寄付金付きのどれに該当するか確認し、切手やタトウを現在の状態のまま査定へ出しましょう。
東京オリンピック切手の買取先を比較する
1964年東京オリンピック切手や古い記念切手をお持ちの方は、各社の買取対象と査定条件を比較しましょう。
福ちゃん
収集していた切手の価値を確かめたい方に。
記念切手や中国切手など、種類の異なる切手もまとめて査定を相談できます。
バイセル
切手シートやバラ切手をまとめて整理したい方に。
古い記念切手や中国切手も含め、買取対象と査定額を確認できます。
参考資料
※1 オリンピック記念切手の買取参考相場
※2 南山大学|オリンピック関連切手の発行資料
※3 郵便学者・内藤陽介のブログ|東京五輪50年
※4 日本オリンピック委員会|オリンピックを支えた募金活動/レファレンス協同データベース|1964年東京オリンピック記念切手
※5 福ちゃん|オリンピック記念切手の買取情報
※6 バイセル公式サイト|切手買取情報
