古い100円玉を見つけて、年号を確認すると「昭和33年」。よく見ると、現在の100円玉とは違い、鳳凰の絵が描かれていませんか。
昭和33年の100円玉は、銀を60%含む「鳳凰100円銀貨」です。現在使われている桜の100円白銅貨とは素材が異なり、銀としての価値があります。
2026年9月11日の公開買取価格は、1枚670円でした。※1
額面の100円を上回っていますが、昭和33年という年号だけで、数千円や数万円になるわけではありません。
この記事では、現在の公開買取価格を紹介したうえで、銀の含有量、昭和32年との違い、複数枚を持っている場合の金額、銀行で額面交換する前に確認したいことを解説します。
昭和33年100円玉の買取価格は?1枚670円の公開価格
昭和33年の鳳凰100円銀貨には、額面100円とは別に、銀としての素材価値があります。
2026年9月に確認した古銭買取店の公開価格は、次のとおりです。
| 価格情報 | 金額 |
|---|---|
| 鳳凰100円銀貨の公開買取価格 | 670円 |
| 額面 | 100円 |
| 額面との差 | +570円 |
※買取価格は2026年9月11日20時28分更新の公開価格です。現在の査定保証額ではありません。出典:※1
この価格で売れた場合、額面100円との差は570円になります。
なお、別の古銭専門店では533円という価格も掲載されています。※2
同じ銀貨でも店舗ごとに価格は異なり、銀相場によっても変動します。実際に売るときは、査定当日の金額を確認しましょう。
未使用品なら必ず670円より高い?
未使用品や状態のよい硬貨は、収集品として別の価格が付く場合があります。
ただし、今回確認した670円は、鳳凰100円銀貨という商品に対する公開買取価格です。昭和33年の未使用品だけに設定された金額ではありません。
また、専門店によっては保存状態にかかわらず、銀の地金相場を基準に同じ価格で買い取るところもあります。※2
ケース入りの未使用品や鑑定品を持っている場合は、通常の銀貨価格とは別の評価があるか確認しましょう。
昭和33年100円玉には銀が2.88g含まれている
昭和33年100円玉が額面以上で買い取られる理由を知るには、素材を確認すると分かりやすいです。
鳳凰100円銀貨は、全体の重量4.8gのうち、60%が銀でできています。
銀の含有量は、次の計算で求められます。
4.8g × 60% = 2.88g
| 項目 | 昭和33年100円玉 |
|---|---|
| 重量 | 4.8g |
| 銀品位 | 60% |
| 銅 | 30% |
| 亜鉛 | 10% |
| 純銀含有量 | 2.88g |
銀価格が変動すると、鳳凰100円銀貨の買取価格も変わる場合があります。
ただし、地金の価格と記念硬貨・古銭の買取価格は必ず一致するわけではありません。店舗の価格設定や買取条件によって、実際の受取額は異なります。
昭和33年100円玉とは?鳳凰が描かれた最後の100円銀貨
昭和33年(1958年)の100円玉は、鳳凰を描いた100円銀貨です。
鳳凰100円銀貨は昭和32年に製造が始まり、昭和33年までの2年間にわたり製造されました。
翌昭和34年からは、稲穂を描いた100円銀貨に切り替わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 鳳凰100円銀貨 |
| 年号 | 昭和33年(1958年) |
| 額面 | 100円 |
| 素材 | 銀60%・銅30%・亜鉛10% |
| 重量 | 4.8g |
| 直径 | 22.6mm |
| 表面 | 鳳凰 |
| 裏面 | 日章と桜花 |
| 昭和33年の製造枚数 | 7,000万枚 |
※貨幣の仕様と製造枚数は古銭専門店の資料を参照しています。※2・※3
鳳凰100円銀貨は、現在も額面100円として使える日本の貨幣です。
ただし、銀を含むため、額面だけで手放す前に現在の買取価格を確認しておきたい種類です。
昭和32年と昭和33年、どちらの100円玉が高く売れる?
鳳凰100円銀貨には、昭和32年と昭和33年の2種類の年号があります。
昭和32年の製造枚数は3,000万枚、昭和33年は7,000万枚です。
| 比較項目 | 昭和32年 | 昭和33年 |
|---|---|---|
| 製造枚数 | 3,000万枚 | 7,000万枚 |
| 位置付け | 鳳凰100円銀貨の初年度 | 鳳凰100円銀貨の最終年 |
| 通常品の買取価格 | 同額設定の店舗あり | 同額設定の店舗あり |
昭和32年の方が製造枚数は少ないものの、必ず昭和33年より高く売れるわけではありません。
実際に、古銭専門店アンティーリンクは、昭和32年と昭和33年の通常品について、基本的に同じ買取価格と説明しています。※2
一方、未使用品や鑑定品では、年号や保存状態によって別の評価になる場合があります。
一般的な流通品を売る場合は、製造枚数の違いだけで査定額を予想せず、店舗の公開買取価格を確認しましょう。
昭和33年100円玉が10枚・50枚あったらいくら?
古い貯金箱や硬貨のアルバムから、鳳凰100円銀貨が何枚も見つかることがあります。
複数枚ある場合は、1枚当たりの公開買取価格を使うと、おおよその金額を計算できます。
2026年9月11日の公開買取価格670円を単純に当てはめると、次のようになります。
| 枚数 | 参考価格の合計 | 額面合計 |
|---|---|---|
| 1枚 | 670円 | 100円 |
| 5枚 | 3,350円 | 500円 |
| 10枚 | 6,700円 | 1,000円 |
| 20枚 | 13,400円 | 2,000円 |
| 50枚 | 33,500円 | 5,000円 |
※1枚670円の公開買取価格による単純計算です。現在の査定額や大量買取時の条件を保証するものではありません。単価の出典:※1
枚数が多い場合は、合計金額だけでなく、1枚当たりの買取単価も確認すると比較しやすくなります。
昭和32年の鳳凰銀貨や、稲穂100円銀貨、東京オリンピック100円銀貨が混ざっている場合は、それぞれの取扱条件も確認しましょう。
銀の価格が高いと、古い100円玉も高くなる?
昭和33年100円玉は銀を60%含むため、銀相場が買取価格の一つの基準になります。
ただし、銀相場を調べる際は、地金の小売価格と買取価格を混同しないようにしましょう。
また、鳳凰100円銀貨の重量4.8gすべてが銀ではありません。純銀含有量は2.88gです。
銀の相場が変わると、過去に公開された買取価格が現在と合わなくなる場合もあります。
売却前には、価格表の更新日を確認しましょう。
未使用品・鑑定品・エラーコインは通常品と分けて考える
昭和33年100円玉の中には、長期間使われずに保管された品や、鑑定機関のケースに入った品もあります。
このような品は、銀の素材価値だけでなく、収集品として評価される場合があります。
「使っていない」というだけでは未使用判定にならない
家族が何十年も保管していた硬貨でも、過去に流通していれば未使用品ではありません。
専門的な状態評価では、摩耗や傷、製造時の光沢などを確認します。
通常品の買取価格が670円だからといって、未使用品の価格も必ず670円になるわけではありません。ただし、未使用品を別価格で扱わない店舗もあります。
昭和33年の鳳凰100円玉に「穴ずれ」はない
鳳凰100円銀貨には、中央の穴がありません。
そのため、「穴ずれエラー」という説明は、この硬貨には当てはまりません。
図柄の打刻が大きくずれているなど、通常品と異なる特徴がある場合は、製造時のエラーなのか、使用後の傷や加工なのかを確認する必要があります。
変形しているだけでエラーコインと判断しないようにしましょう。
昭和33年100円玉は磨かない|黒ずみがあってもそのまま
銀貨は、長期間の保管で表面が黒ずんだり、色が変わったりすることがあります。
しかし、磨けば未使用品になるわけではありません。
金属磨きや研磨剤でこすると、表面に細かな傷が付く可能性があります。
また、薬品で洗うと、自然な経年変化による色合いが変わってしまう場合があります。
ケースやコインアルバムに入っている場合は、無理に取り出さず、そのまま査定に出しましょう。
銀行で100円として使う前に買取価格を確認
昭和33年100円玉は、現在も額面100円として使える貨幣です。
銀行で扱う場合は、基本的に額面100円としての対応になります。
一方、銀貨を扱う買取店では、銀の含有量や市場価格をもとに、額面以上の価格が付く場合があります。
今回確認した2026年9月11日の公開価格は670円でした。※1
そのため、額面で使うことを考えている場合は、銀貨としての査定額も確認すると比較できます。
ただし、少額の硬貨を1枚だけ査定に出す場合は、店舗の最低受付枚数や買取条件も確認しておきましょう。
昭和33年100円玉の買取先を選ぶポイント
昭和33年100円玉は、銀の含有量が明確な銀貨です。
売却先を探す際は、鳳凰100円銀貨として買取価格を公表しているか、銀相場によって価格が変わるかを確認しましょう。
また、昭和32年銘や稲穂100円銀貨などが複数枚ある場合は、硬貨の種類ごとに査定額を示してもらうと比較しやすくなります。
福ちゃん|鳳凰100円銀貨などの買取を相談
福ちゃんでは、鳳凰100円銀貨の価値や買取相場について公式サイトで解説しています。※4
昭和33年100円玉を査定に出す場合は、枚数や保存状態を整理し、古い100円銀貨が複数ある場合は一緒に提示しましょう。
少額の銀貨1枚だけの場合は、申し込み前に買取対象や取扱条件を確認することが大切です。
福ちゃんで100円銀貨の査定を相談
バイセル|100円銀貨や記念硬貨をまとめて相談
バイセルでも、古銭や記念硬貨の買取を案内しています。
昭和33年の鳳凰100円銀貨だけでなく、昭和32年銘、稲穂100円銀貨、東京オリンピック100円銀貨などがある場合は、まとめて買取対象を確認しましょう。
査定額が提示された際は、全体の合計額だけでなく、銀貨1枚当たりの価格も確認すると判断しやすくなります。
バイセルで古い100円銀貨の買取を相談
昭和33年100円玉のよくある質問
昭和33年100円玉は1枚いくらで売れますか?
2026年9月11日の公開買取価格は670円でした。※1
ただし、銀相場や店舗の条件によって、売却時の査定額は変わります。
昭和33年100円玉は銀貨ですか?
はい。銀60%・銅30%・亜鉛10%の鳳凰100円銀貨です。
重量4.8gのうち、純銀含有量は2.88gです。
昭和32年の方が昭和33年より高いですか?
必ずしも高いわけではありません。
昭和32年は製造枚数が少ないものの、通常品については両年とも同じ買取価格を設定する店舗があります。※2
昭和33年100円玉は今でも使えますか?
はい。現在も額面100円として使えます。
ただし、銀貨として額面を上回る買取価格が付く場合があります。
昭和33年100円玉はケースがなくても売れますか?
ケースのない流通品でも、買取対象になる店舗があります。
ただし、店舗によって最低受付枚数や状態の取扱条件が異なる場合があるため、申し込み前に確認しましょう。
昭和33年100円玉は磨いてから売るべきですか?
磨かず、そのまま査定に出しましょう。
磨くことで細かな傷が付き、収集品としての評価に影響する可能性があります。
まとめ|昭和33年100円玉は銀の含有量と買取価格を確認
昭和33年100円玉は、1958年に製造された鳳凰100円銀貨です。
銀60%・重量4.8gで、1枚に純銀が2.88g含まれています。
2026年9月11日の公開買取価格は1枚670円で、額面100円を上回っていました。※1
また、昭和32年銘より製造枚数は多いものの、通常品の買取価格は両年で同じとする店舗もあります。
売却を考えている場合は、古い相場記事の金額だけで判断せず、現在の公開買取価格や査定条件を確認しましょう。
銀貨を磨いたり洗ったりせず、現在の状態のまま、1枚当たりの査定額を比較することが大切です。
昭和33年100円玉の買取先を確認する
鳳凰100円銀貨やほかの古銭をお持ちの方は、現在の買取対象と査定額を確認して売却を検討しましょう。
バイセル
- 大判・小判、金貨、銀貨、古紙幣、記念コインなど幅広い古銭に対応
- 種類が分からない古銭や、枚数の多いコレクションも査定を相談できる
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- 出張料・査定料は無料。WEBから査定を申し込める
古銭の種類や価値が分からなくても、査定を相談できます。
大判・小判や古紙幣、記念コインなどを売りたい方は、WEBからお申し込みください。
福ちゃん
- 大判・小判、穴銭、古紙幣、記念硬貨など幅広い種類に対応
- 中国古銭や外国コインの査定も相談できる
- 汚れやサビがある古銭も、種類や状態によっては買取可能
- 古銭1点から相談でき、出張・宅配・店頭の買取方法を用意
- 査定料・出張料は無料。提示額に納得できなければ売却を断れる
大判・小判から穴銭、外国コインまで、幅広い古銭の査定に対応しています。
コレクションの整理を考えている方は、まずはWEBから査定をご相談ください。
参考資料:※1 鳳凰100円銀貨の公開買取価格(2026年9月11日) / ※2 アンティーリンク|昭和32・33年の価値と買取価格 / ※3 鳳凰100円銀貨の仕様・製造枚数 / ※4 福ちゃん|鳳凰100円銀貨の買取相場
